愛知県人と三重県人どちらがケチか???[21]
名古屋人が語るケチ・大阪人が笑う!
前のブログで、地方での見本市販売をお話しましたが、東京から行った出展者同士でよくその地方の人々の気質・特質をよく話し合うことがありました。
これは名古屋人のS氏(包丁の実演販売の神様)からよく聞かされた話。
彼は名古屋市内のマンションで、大阪出身の奥さんと2人暮らし。
奥さんは機嫌が悪いと、事あるごとに名古屋人は性格が悪いと、S氏にあてつくがましくいうのだと。もはや奥さんの口癖だという。
名古屋人の性格が悪いとは?
名古屋人は節約家、悪く言えばケチというのは有名だが、それにしても性格が悪いとはどういうことか。
奥さんにいわせると、買い物をするときによく見るのだそうだ。
例えば魚屋で買いたい魚があるとまず、必ず値切る。
名古屋人は安いと思っても、値切らないのは名古屋人ではないと心底からおもつているのだ。
値切り交渉がうまくいかなくても、名古屋人は簡単にあきらめない。
こんどは店員に見つからないように、買いたい魚を指で押し、見てくれを悪くしてから、再度交渉するのだという。
奥さんの粘りに負けた店員がしぶしぶ応じると、こんどは3枚におろしてと注文するのだという。
そして店員が3枚におろしている最中に、「もう少し負からんの?」と、とどめの一言がある。
おろした魚は売り物にならないのを、見越した、ある意味ずる賢い値切りである。
S氏の奥さんは、大阪人もよく値切るけど、あんな汚い値切り方はしないでえと。
私も関西人だけど、関西でその様な値切り方をしたら、殴られはしないけど塩をまかれる。
大阪人の明るい値切りにくらべて、名古屋人の値切りは、相手の傷口に塩をすりこむような、人から好かれないやり方をするとS氏の奥さんは言うのでした。。
ごめんね名古屋の方!!私の意見ではないです。
名古屋人も裸足で逃げ出す?三重県人のえげつなさ!
その様な話を、あるとき「健康めがね」発売元の社長さんに、おもしろ・おかしく話したら、愛知県の隣の三重県はそんなものじゃないですよと言われた。
社長は大手文具メーカーで長年営業で苦労してきた方。
ある時会社で扱っている商品・今は日本国内では製造していないチョーク(白墨)の全国キャンペーンのときの出来事です。
キャンペーンでチョークをまとめて購入すれば、三角定規や長尺定規をプレミアムにつけたこともあり、よく捌けたそうです。
ところがキャンペーンが終わると、三重県の問屋から大量の返品が相次ぎました。
キャンペーンで付けたプレミアムが販売できるので、プレミアム目的の購入だつたので
す。
もちろんプレミアムでつけた定規は戻つてきません。
それだけならまだしも、返品された商品のチョークがほとんど意図的に折られており、使い物にならなくなつていました。
「こんな不良品要らんわ」返品の理由つけに折られていたのは明らかでした。
盗っ人猛々しいとはこのことです。
社長によると、三重県は伊賀忍者・甲賀忍者の出身県なので、商売で相手するときはまともな商売取引は通用しないこともあるので、注意しなさいと、ありがたいアドバイスといただいたものです・
これも社長の意見です!!ごめんなさい!!三重県人・愛知県人の方!!!!
風土により県民性が違うーー地方見本市での楽しみ
商人の町大阪の、笑顔 を絶やさない値切りと、忍者のふるさと三重県の無手勝流な取引。
名古屋は大阪に次ぐ第三の大都市。
そこに住む名古屋人はなぜか大都市の田舎者といわれる。付き合いが都会人から見ると野暮に見えるのかもしれません。
裏返せば都会に住む人々にありがちな、浮ついた生き方ではない堅実な気質があるといえましょう。
何といつても徳川幕府300年を築いた、ち密で慎重な将軍・徳川家康のDNAを愛知県人は受けついでいるのですから。
近代日本人の勤勉な性格・実直な国民性は、徳川幕府時代に形成されたと、私は考えています。
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