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kuhsan7411のブログ

30歳で脱サラ。寅さん稼業(ゲリラマーケッティング)を無一文から始めて、目黒区の商店街に小さな眼鏡店を開いた奮闘記。商売を始めてみたい方、お店を開きたい方には実践出来る参考例も。包丁の実演販売の神様やダービー2着馬の馬主との交友録。日本全国、股に掛けた「寅さん稼業」の体験は各地の県民気質や名店・グルメを語ります。また韓国美女と交際、結婚した縁で、日本と韓国の深い溝にも触れています。毎月には最新の商売・製品のトレンドが分かる展示会・見本市を紹介しています。

物販小売りは利益率より回転率重視で!!![24]

 

商品選びの利益率とは=商品利益率

利益率(%)=利益/売上高*100  の数式で表す。例えば仕入れ¥1000の商品を¥1800で販売すると1800-1000=¥800の利益になる。

数式から

800/1800:*100=44,4%が利益率。

 

ちなみに「健康めがね」は価格3500円。

委託卸は60%なので3500*60%=2100円。利益は1400円。

したがつて

1400/3500*100=40%が利益率。

販売には物流コストや人件費・家賃などがかかるので、最終的には

商品利益ー(物流コスト+人件費+家賃などの経費)=商売の利益率

が決まる。「健康めがね」の販売経費に1ケ当たり300円の経費が掛かるとすると、

3500円-(2100+300)=1100円

1100/3500*100=31.4% が商品利益率となる。

商売初心者は商品の利益率によく目が行きますが、卸業者の言う売価に惑わされないで、商品の実売価格を調べることが大事です。

 

ここのチェツクを怠ると大損に直結です。

メーカー・卸業者によつては、実売価格とかなり乖離した売価を付けている商品があるからです。

 

健康関連商品に多いのですが、中国人観光客が、中国人相手の怪しげなドラツグストアーで7割引き・8割引きといつて、買わされた商品ですね。

商品を見る目も養なって下さい。私も最初はこれでよく失敗しました。 

利益率より重視すべきは回転率??

商品の回転率とは、一定期間内に商品(在庫)が何回転したかということ。

金額に置き換えると、商品A¥1000(売価)が1ケ月で10ケ売れたとします。

売り上げは¥10、000となります。

 

もともとの在庫は1ケ用意しただけなので、仕入れの次ぐ仕入れで商品Aは10回回転したことになります。

数式は 一定期間の売り上げ/在庫商品金額

この場合、¥10000/1000 =10回

単価は¥1000でも利益率が50%あれば¥500*10=5000円の利益を1月で稼いだことになります。

 

ここが物販小売りの立ち上がりには、重要なところなので、あえて何度でも説明させてください。

 

見本市販売販売では,所場代は前払いで済んでいるので、売り上げ手数料は払う必要はありません。

 

売り上げはそのまま持ち帰り、翌日の販売商品の仕入れに充てることができるのです。翌日には商品Aは2ケ店頭に並び、さらに利益は倍々ゲームでふえていきます。

この過程がゲリラマーケテイングの面白さです。

 

これがスーパーや大きな催事セールでは、所場代は前払いではないものの、15%~25%の手数料がかかり、支払いは早くて1ケ月後、遅いところは2ケ月近くもまつのも普通です。

 

売れれば売れる程資金繰りも苦しくなり、(売れたならまだ救いがあるけど)売れても手数料は歩合で引かれるので、商売的には旨味はないのです。

 

話題が少しずれましたが、財布販売の友人SG氏は売価設定に一つだけ例外の商品がありました。

回転率で稼ぐ目玉商品!!

それは目玉商品として販売していた、革の小銭入れです。

彼は大きなかごに入れ、客寄せ商品にして¥100で販売してたのですが、この小銭入れは仕入れ価格は80円だつたと記憶しています。

 

利益率は20%ほどですが、客寄せ以外にも、利益を生んでいました。

以前のブログで紹介した1ケ¥390のアクセサリー同様、衝動買いのお客様が多いのです。

 

自分用・ちょつとしたプレゼント用に1日40~50ケは普通に売れます。

1ケ20円の利益でも1日50ケ*20*30日=¥30000。

 

お客様を引き寄せるばかりではなく、回転率の良さで利益もちゃんと稼いでいます。

一ケ月で¥30000の利益か?とあなたが、がつかりする前に、冷静に考えましょう。

 

普通に考えれば¥30000の利益を出す商品は、売価は少なくとも6~7万はする商品になります。

そのような高額商品を月に1ケ販売したのと同じ事です。

毎月売れる高額商品はそんなにあると思えないのです。

 

低価格で一見バカにする商品でも、回転率が良ければ高額商品よりも、うんと稼いでくれます。

小資本商売でも回転率をよくすることで、大きく儲けることは可能なのが、理解していただけましたか?

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