="google-site-verification" content="A4bsSxvhUiZM1ROtz9BFlnLIJgPn6QY4TiNuv8mrj5E" />

kuhsan7411のブログ

30歳で脱サラ。寅さん稼業(ゲリラマーケッティング)を無一文から始めて、目黒区の商店街に小さな眼鏡店を開いた奮闘記。商売を始めてみたい方、お店を開きたい方には実践出来る参考例も。包丁の実演販売の神様やダービー2着馬の馬主との交友録。日本全国、股に掛けた「寅さん稼業」の体験は各地の県民気質や名店・グルメを語ります。また韓国美女と交際、結婚した縁で、日本と韓国の深い溝にも触れています。毎月には最新の商売・製品のトレンドが分かる展示会・見本市を紹介しています。

売る場所さえよければ何でも売れる!見本みたいな商品!![23]

 

馬喰町の問屋街で買う商品を右から左で大儲け!

前回のブログで紹介したアクセサリーは、1ケ390円が目玉の安さでお客様の注目を集めましたが、友人が販売する財布はそれこそ、価格もデザインも取り立てて強調できるのはありません。

 

f:id:kuhsan7411:20200326150919j:plain

390円アクセサリー業者に小間半分を貸す

その友人とは後に神田・神保町の、OO堂本店で財布やクリアファイルを常設販売をする人間ですが,彼と知り合ったころは、財布だけの販売でした。

 

彼の仕入れにもよくつき会わされたものですが、仕入れ先は馬喰町問屋街です。

財布専門の現金卸し問屋でした。

現金で財布代金を支払いすれば、初めてのお客様でも卸してくれます。

 

 

 もちろん問屋ですから、多少のまとめ買いを要求されますが。

まとめ買いといつてもなじみになれば、いくらからでも卸してくれます。

 

彼は男性物・女性物・100円小銭入れから5000円(小売価格)の財布を仕入れて帰るのですが、その後が大変。

日用品の価格付けは卸価格の2.5倍が相場!

スーパーなどで売られている、名前の知られた企業の商品(定番商品)は、価格が消費者にも分かつていますので、商店独自での値付けには限界があります。

高く値付けすれば売れないし、安くし過ぎては利益が取れません。

 

その点ノーブランド商品は、同じ商品が定番商品ほど流通していないので、売る値段は自由に設定出来ます。売れる商品と思えば高い値付けも可能です。

 

彼はどれでも卸価格の2.5倍に、売る財布の値段を設定してましたが、それら財布の値付け作業が大変でした。

 

暇な私も値付け作業を手伝ったものです。

値札に金額をスタンプ、その後は財布1ケ、1ケに糸付き値札を通して完了となるのですが、けつこう根気のいる作業だつたのを、よく覚えています。

 

仕入れ価格の2.5倍の売値ですから、粗利60%ですね。

定番商品に比べると大きいです。

でも催事販売・移動販売での物販業者は、どの業者もこの程度の粗利益設定はふつうです。

現金買取は40%以下・小売委託販売は55%以下をめどに!

少なくても最低これくらいの粗利益が見込めないと、物販小売りでの永続営業は厳しい、というのが,私の実感ですね。

 

小売初心者からすると、粗利益が多すぎると考えるかもしれませんが、決してそうではありません。正直これでも甘い条件かなと。

この認識を誤ると、後で必ず後悔することになりますの、充分肝に銘じてください。

 

私が1986年後半から1990年にかけて、小売り販売を増大したのは、老眼鏡の原価率を20%以下まで落としたことが、最大の理由ですがその話は別の機会で。

 

商売初心者には、この目標は厳しい数値かもしれませんが、最初からこの数値をクリアーせよ、というのではないのです。

 

むしろ最初は、これらの数値を気にせず、とにかく売れる商品にこだわることが大事です。

売れる商品に注力しましょう。 

利益率と回転率は表裏一体! 物販小売りは回転率で勝負だ!!!

回転率が良い商品は利益率にこだわらなくてもよい!!

私が今でも後悔しているのは、物販小売りを始めて商品の回転率の重要さ、にまつたく気ずいていないことでした。

 

商売初心者にありがちなのですが、この商品を売ると、幾ら儲かる?かという利益しか見ていないことでした。

 

売ればいくらになるか、その大きさだけに注目し、商売人ならば誰でも会得している、商品の回転率の知識が欠けていたことです。

商品選びの致命的な認識が不足していました。

 

失敗しない商材選びの(9)???は「利益率・回転率」の重要性でした!

 

 #画像クリツクで商品詳細

 

masakicollection.hatenadiary.jp