母校の後輩に懲役3年・執行猶予5年の判決が(104)
元巨人軍ドラフト1位だった林泰宏氏
今日の新聞に2019年6月に、金融取引証券法違反容疑で逮捕されていた林氏の上記判決が東京地裁で言い渡された記事を見ました。
彼の名前を知る人は巨人ファンであつても少ないと思います。
ただ1980年にドラフト1位で巨人に入団した時は、将来のエース候補としてスポーツ紙で取り上げられ、ファンからも大いに期待されたものでした。
母校(市立尼崎高校)から初めてのプロ野球選手が出たと、内心誇りに思ったくらいです。
私の在学中(1964~1967)の野球部といえば、ひどい弱小部で兵庫県大会の予選では2回戦に進出した記憶はないくらいです。
1年生時に姫路球場で行われた1回戦に、学校が用意したバスで応援に行った時には、バスが到着した時にはコールドゲームで既に試合は終わつていました。
そんな弱小野球部が林投手の活躍で、兵庫県大会の決勝戦まで勝ち進んで、甲子園出場かと在校生やOB達を興奮させました。
残念ながらその時は甲子園出場は果たせませんでしたが、其の2年後か3年後かに、今年からヤクルト2軍監督に就任した、池山降寛率いる野球部が見事初出場をかなえてくれています。甲子園でも大活躍でした。
林氏は肩の故障で1軍登録されずに、プロ野球界から若くして引退(1985年)し退団後は金融・投資関係の職に就き、2005年には現ばんせい証券の社長に出世しています。
昨年6月の逮捕事件は,東郷証券(現:TO証券)が顧客に損失補填したことで、同社の実質的経営者の林氏が責任を問われたのです。
私は林氏とはなんの面識もありませんが、後輩がこの様な事件を起こしてしまったのは残念に思うとともに、罪は罪として反省し今後の再起を期待するばかりです。
プロ野球界で味わった挫折から、成功した体験を持つ氏は、きっと立ち直れる根性を又見せてくれるでしょう。
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