妻と別居後、のめり込んだ「競馬最強の法則」雑誌の休刊だって!(89)
12月号「競馬最強の法則」を買いに行き、休刊を知る!
昨日、有馬記念競走の予想の糧に、標記の雑誌を買いに書店へ行ったのだが、見慣れた表紙の本が見当たらないのです。
今年の有馬記念は雑誌が売り切れるほど人気なのか、と思いつつ別の書店に行くもやはりありません。
仕方がないので別の競馬雑誌を買って帰りましたが、毎月の発売日から2~3日で売り切れるかなと、疑問に思いPCで検索すると、この12月号より休刊となつていたのを知りました。
KKベストセラーズ発行の、この競馬・馬券術雑誌は1991年創刊で、28年間・読者を楽しませていました。
元々競馬好きの私が創刊されたばかりの、この雑誌を手に取り斬新な馬券術の内容に興味をひかれたのです。
西田式スピード理論を紹介・馬券予想術に貢献!
それ以来20数余年毎月欠かさず購入するほど、お気に入りの雑誌でした。
特に現在の指数系馬券術の契機となつた、「西田式スピード指数理論」が紹介されたときには、その卓越した理論に、これこそ俺が追い求めていた予想理論だと、眼からうろこが落ちた思いでした。
各馬の競走能力を計るために、当初はデータを手計算する必要があり、パソコン入力に相当な時間と手間がかかりましたが、その後パソコンソフト(フロッピーディスク)が発売されます。
それによりJRAが提供するデータを直接利用できるので、数分で各馬のスピード指数が算出されるようになったのです。
発売が待ちきれない私は、千駄ヶ谷にあるKKベストセラーズの編集部まで、購入しにわざわざ訪れたほどです。
パソコンで競馬予想にはまる!
そのソフト活用するために、パソコン知識ゼロにもかかわらず、私は当時高価なノートパソコンを購入したのです。30万円ほどの高額だったのを覚えています。
お店(眼鏡店)の近所のお客様で、パソコンに堪能な方がいましたので、そのソフトの使用法を教えてもらいました。
それ以外の有用な予想術も数多く紹介され、自身も啓発されてより競馬にのめり込むようになつたのです。
また輪をかけてのめり込んだのには、韓国人妻との新婚生活後に、別居したことにより、精神的に荒んでいたこともあったと思います。
当時は特に意識していませんでしたが、競馬で心の傷をいやしていたのだと、今では、理解できます。
6年前に仕事をやめて、年金生活者になつてからは競馬意欲も薄れ、毎月購入していた雑誌も、有馬記念がある12月号のみ購入していただけでした。
そこで今回の休刊を知つたわけです。
休刊の理由については、「部数の伸び悩み」と発表されてますが、きっと団塊世代の私と似たような境遇の方が増えたのも、その理由の一つかもしれません。
またネツトが普及したことによる、紙媒体の情報誌の不振が進んでいますが、「競馬最強の法則」もずいぶん以前から、WEB予想に切り替え、生き残りを計っているようです。
付け加えると同誌は休刊しましたが、新たに創刊された「競馬の天才」【(株)メデイアボーイ発行】という馬券術雑誌が、「競馬最強の法則」の内容を引き継ぐ形で発行されていました。
それは書店で私が購入した雑誌でした。帰宅後に内容を読み分かりました。
いずれにしても競馬がなくならない限り、競馬予想術は続きます。
休刊は残念ですがまた新たな競馬予想術が、いずれかの媒体で発表されるのを期待しています。
JRAの新電話投票の第1回募集に当選!
また私が現在電話投票(実際はPC即パット投票)を利用できるのも、この雑誌が喫懸けでした。
1990年代初期、JRAが新しい電話投票の利用者募集を始めた時、いち早くこの情報を知らせてくれたのが、この雑誌「競馬最強の法則」でした。
しかも競争率の高い募集に当選するために、多数の葉書を出して応募すると、仮に当選してもすべて無効になる、と注意してくれていました。
私はその注意を忠実に守り、ただ1枚の葉書で運良く当選したのでした。おそらく何10人に一人の当選なので、当選の知らせが来た時は宝くじにでもあたつた気持ちでした。
現在の電話投票はPC・モバイルが利用でき、申し込めば即投票できる位便利になつています。
しかしその当時は投票するには、口座に担保金が必要で不便かつ固定電話でのやり取りなので、少数の人しか利用できなかつたのです。
毎週競馬する人や仕事で競馬場に行けない人には、電話投票できるのはある意味、ステータスのようなものでした。
その後この宝くじ的電話投票の当選は、競馬貧困への入り口になつたのは、当時知る由もありませんでしたが。
『追記』
私はブログに書いた通り、2018年後半以降は競馬をやっていないので知らなかったのですが、「競馬の天才」は2018年10月から「競馬最強の法則」と並行して発刊されていました。
その後経営権のトラブル等で、「競馬最強の法則」は12月号から休刊、スタツフの大部分が「競馬の天才」へ移籍して発行を続けているそうです。
訂正を兼ねてお詫びします。
#画面をクリツクすると、商品詳細が見れます#