脱サラ2年目―勝負商材がついに決まる!!「健康めがね」を本格的に販売開始!![12]
「健康めがね」で老眼鏡の販売ノウハウを!
「編み機の見本市」に恐る恐る出品・販売した老眼鏡は、斬新なデザインもあいまって、会場の来訪者に大好評でした。
幅180CMの展示台に並べただけで注目をひいた。私は今までにない商品のてごたえを感じてはいましたが、自身も使用したことのない老眼鏡の販売です。
まず売り方が分からない。
お客様が老眼鏡を手にとるものの、「何か見るものないか?」というので、手元にある新聞を見てもらった。
その様子を見てお客様が、どの様な度数の老眼鏡を選んでいくのか勉強させてもらつたのです。
新発売の老眼鏡は4つ、つまり+1.0、+1.5、+2.0、+2.5の4度数のみ。
販売する内に「もつと強い度数はないのか?」という声が多く、発売元の社長に更に強い度数の+3.0、+3.5の製作をお願いしました。
一つの度数を制作するのに型代だけで300万円かかると言われたが、社長は気持ちよく作つてくれました。
(注)「健康めがね」は、フロント・レンズ部分はプラスチツクの一体成型。
適切な度数を勧めると必ず購入する!販売に工夫!!
ここで学んだことは、購入してもらうには、お客様の度数にあう老眼鏡を選んであげることでした。当たり前でしょう!
お客様自身も、どの度数が自分にあうのか分かる人は少ないのです。
ですからこちらが適切な度数をみてあげると、ほとんどの方が購入していかれます。
それで老眼鏡の度数の違いがよく分かるように、細かい字がビッシリの辞書を写植・印刷し、それを見てもらうことにしたのです。
たて15cm、よこ10cmの大きさなので、展示台もすっきりします。
もう一つの工夫が、展示台周辺を明るく、明かりすぎるくらいライトで照らすことです。
明るければ、辞書の細かな字もより以上によく見えます。老眼鏡との併用効果で、より鮮やかにみせるのです。
大量販売のみちが開けた!!
これらの工夫がより販売を促進し、説明方法を確立したことで、アルバイトの人でも容易に販売できるようになりました。
実演販売は販売士の力量に負うところが多く、アルバイトに任せても、思うような販売は期待できないのです。
それに比べ老眼鏡は、一見難しく見えますが、簡単な販売セリフを覚えてもらえれば、パートのおばちゃんや学生にも容易に販売可能です。
これらの工夫で、数か所同時の販売が可能になり、大量販売のみちが開けました。
販売の次の課題は??大量販売したくても売り場が??
勝負商品の老眼鏡が決まる前も、1年ほど見本市で物販小売りしていましたが、赤字になることが多く、必ずしも満足な結果ばかりではありません。
1小間20万円、展示台等含めると4日間開催で、経費だけでも25~6万円はかかり、1日あたり15万くらいの売り上げが無いと採算が取れないのです。
個人商売をやられている方なら分かりますが、この数字はかなり厳しいものです。
今まで扱った商品では、なかなか満足いかない売り上げでしたが、この「健康めがね」はそれらの心配を覆す可能性を持つていました。
本格的に販路を考えましたが、やはり見本市販売が個人商売では(というより一発屋の私には)、魅力がありました。
商品販売は1に場所、2に場所、3,4がなくて5にも場所―それほど大事!!
今までのブログでは販売商材・商品を力説してますが、商売でただ儲けるだけなら、商品を販売する場所が1番重要。
極端に言えば、商品は何でも良いのです。場所が良ければどの様な商品でも売れます。オセロゲームで例えるなら4角のコマにあたるくらい大事な戦略拠点になります。
次回からゲリラマーケテイングとは?具体的に
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